「ISO感度ってよく聞くけど、結局なんのこと？」
カメラを始めたばかりの頃、僕もまったく同じ疑問を持っていました。
スマホでは自動でやってくれていた「明るさの調整」も、一眼カメラになると自分で操作する必要が出てきます。難しそうに感じるけど、実はこのISO感度、基本をおさえれば初心者でもすぐに使いこなせるようになります。
この記事では、僕自身がカメラを始めたばかりの頃に「こういう風に教えてもらえたらよかったなぁ」と思うような視点で、ISO感度の基本をやさしく解説していきます。
カメラに興味を持ってくれたあなたに、感謝の気持ちを込めて、わかりやすくご案内します！
最初は「ISO？なんだか難しそう…」と思ってたけど、光を増やす魔法みたいなものでした（笑）
ISO感度とは？｜カメラにおける基本のキ
ISO感度とは、カメラが光をどれくらい敏感に感じるかを表す数値です。
この感度が高いと、暗い場所でも明るく写せるようになります。
ISO感度の「読み方」と「基本概念」
- 読み方は「アイ・エス・オー感度」
- 数値が小さいほど光に鈍感（＝暗いまま）
- 数値が大きいほど光に敏感（＝明るくなる）
たとえば…
| ISO感度 | 明るさの感じ方 | 使用シーンの例 |
|---|---|---|
| 100 | 鈍感（暗め） | 晴れの日の屋外 |
| 1600 | 敏感（明るめ） | 室内や夕方 |
| 6400 | 超敏感（明るい） | 夜景や暗所 |
最初は「数字が上がるほど明るくなる」ってことだけ覚えればOKです！僕も最初はそれしか分かってなかったです（笑）
ISO感度が写真に与える影響｜明るさだけじゃない！
ISO感度は明るさに直結しますが、それだけではありません。
実は、画質にも大きく関係してくるんです。
明るくできるけど「ノイズ」が増える
高いISO感度は、暗所でも明るく撮れる反面、ザラついた「ノイズ」が発生しやすくなります。
この写真はシャッタースピード30秒、ISO1000で撮ったものです。
分かりやすくするためRAW現像時にノイズ除去処理はしていません。
ホタルの光跡と小川の流れが割と綺麗なのですが、左上の部分を拡大してよく見ると…
暗い部分にざらついたノイズがのっていることがわかります。
覚えておきたいポイント
- ISOを上げるとシャッタースピードを速くできる
- でも、ノイズが入りやすくなる
- 被写体がブレない写真が撮りやすくなるのはメリット！
最初に夜景を撮ったとき「やった！明るく撮れた！」と喜んだものの、画面をよく見たらザラザラ…。ISOを上げすぎたせいでした。
一眼レフやミラーレス初心者が知っておきたいISO設定のコツ
初心者が撮影時に悩みがちなのが、ISOをどれくらいに設定すればいいのか。
「オートISOに任せるべき？」「どこまで上げていい？」など、よくある疑問を解消します。
オートISOを活用しよう（最初はこれでOK！）
- カメラが自動でISOを判断してくれるモード
- 明るさに応じて柔軟に対応してくれる
- 最初のうちはこれに任せておくのが安心！
マニュアル設定したいときの目安
| 撮影シーン | 目安となるISO |
|---|---|
| 晴れた日中の屋外 | 100〜400 |
| 曇りや日陰 | 400〜800 |
| 室内や夕方 | 800〜1600 |
| 夜景や暗所撮影 | 1600〜6400 |
たとえば「ISO800」は、室内での人物撮影やカフェのスナップなどに向いています。
「ISO3200」は、手ブレを避けたい夜景スナップや、動きのある被写体に。
僕も最初はオートISOばっかり使ってました。でも、少しずつ「このシーンではこれくらいがちょうどいいかも」って感覚が掴めてきますよ！
ISO感度は“3大要素”のひとつ｜シャッター・絞りとの関係
カメラの設定には「ISO感度」「シャッタースピード」「絞り（F値）」の3つがあります。
この3つはトライアングルのような関係で、お互いに影響し合っています。
三角関係を知っておこう
- ISO感度：カメラの光の受け取り方
- シャッタースピード：光を取り込む時間
- 絞り（F値）：光の通る量
これを覚えておくと、どれか一つを変えたとき、他の設定をどう調整すべきかが分かってきます。
「ISO上げたから、シャッタースピード速くしても明るさキープできる！」って分かったとき、ちょっとだけ“カメラの人”っぽくなれた気がしました（笑）
ISO感度の調整方法｜ソニーαシリーズでの操作例
使っているカメラによって、ISO感度の変え方も違います。
ここでは、僕が使っているソニーαシリーズを例にご紹介します。
ISO感度の変え方（ソニーαの例）
- カメラ背面の「ISOボタン」または「ダイヤル」操作
- オートISOとマニュアルISOを切り替え可能
- Fnボタンからクイックメニューで調整する方法も便利！
カスタムボタンに登録しておくと便利
- よく変える設定は、専用ボタンに登録しておくとスムーズ
- 撮影中でもサッと操作できるのがポイント
カスタムボタンにISO設定を登録したら「お、プロっぽい…！」ってちょっと嬉しくなりました。設定って“自分仕様”にできるのが楽しいですね！
まとめ｜ISO感度を味方にして、写真をもっと楽しく！
ISO感度って難しそうに見えて、実は「明るさ」と「画質」に関わるとても大事な要素なんです。
最初はオートに任せてもOK。でも、少しずつ使い方が分かってくると「こういう写真が撮りたい！」にぐっと近づけます。
この記事で覚えておきたいポイント：
- ISO感度は「光への敏感さ」
- 数値が高いほど明るく写るけど、ノイズに注意
- オートISOで始めて、慣れてきたら手動調整にチャレンジ
僕もまだまだ勉強中ですが、こうやって一つひとつ覚えていくのが楽しいんです。
次回は「実際にカメラでのISOの設定方法」について書いていく予定なので、そちらもぜひ楽しみにしていてくださいね！
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