こんにちは、ozalphaです!
今回は、カメラを始めたばかりの僕が「最初にぶつかった壁」でもある、F値・シャッタースピード・ISO感度について、初心者目線でわかりやすくまとめてみました。
僕もまだまだ勉強中ですが、「ここが分かりにくかった!」「こう考えたらスッと理解できた!」というポイントを中心に、これからカメラを楽しみたい仲間に向けてシェアしますね。
1. そもそも「露出」ってなに?

露出とは、写真の明るさのことです。カメラは「光をどれだけ取り込むか」で写真を作ります。この明るさを決めるのが、次の3つの設定:
- F値(絞り)
- シャッタースピード
- ISO感度
この3つをまとめて「露出の三角形(Exposure Triangle)」と呼ぶこともあります。

最初「露出ってナニ?」状態でしたが、結局この3つを理解すれば明るさは自由自在!ってことがわかってきました!
2. F値(絞り)とは?


● カンタンにいうと…
F値は、**レンズの「穴の大きさ」**を表す数字。
- F値が小さい(例:F1.8) → 背景がボケて、被写体が引き立つ
- F値が大きい(例:F16) → 全体にピントが合って、風景などがくっきり写る
● どんなときに使い分ける?
- ポートレートや料理写真など、「背景をぼかして被写体を目立たせたい」ときは、F2.0など小さなF値。
- 風景写真や集合写真など、「全体をしっかり写したい」ときは、F8〜F16など大きめのF値がオススメ。
● 僕のつまずきポイント
F1.8の方が数値的に「小さい」のに「明るくなる」って感覚が最初は混乱しました。でも、「穴が大きい=明るい」と覚えるとスッキリしました!



F値は“ボケ感”を左右するキモ!「なんかプロっぽい!」って思わせる写真はたいていコレが効いてました。
3. シャッタースピードとは?


● カンタンにいうと…
シャッタースピードは、シャッターが開いている時間の長さ。
- 速い(例:1/1000秒) → 動きを止める、ブレにくい
- 遅い(例:1/30秒) → 動きを流す、明るく写るけどブレやすい
● どんなときに使い分ける?
- スポーツや動きのある被写体 → 速いシャッタースピード(例:1/1000秒)でピタッと止める
- 夜景や水の流れを幻想的に見せたいとき → 遅いシャッタースピード(例:1/10秒)で動きを活かす
● 僕の体験談
最初は「夜の写真が真っ暗でガッカリ…」ってことが多かったんですが、シャッタースピードをちょっと遅くするだけで、一気に明るくなりました!(ただし、三脚は必須!)



手ブレとの戦いで悩んだのがこの設定!でも動きのある写真は“速さ”で決まるって実感しました。
4. ISO感度とは?


● カンタンにいうと…
ISO感度は、センサーが光を感じ取る敏感さのこと。
- ISOが低い(例:ISO100) → ノイズが少なく高画質だけど暗くなりやすい
- ISOが高い(例:ISO3200) → 明るく写るけどノイズが増える
● どんなときに使い分ける?
- 日中の屋外や明るい場所 → ISO100〜400でキレイな画質をキープ
- 室内や夜景、暗い場所 → ISO1600〜3200で明るさを確保(ノイズはやむなし)
● 僕の気づき
屋外ではISO100〜400くらいでOKだけど、室内や夜はISO1600〜3200くらいまで上げないとキツい場面も多いです。でも「ノイズが出るのは仕方ない」って割り切って撮ったほうが気楽でした!



RAW現像ソフトのAIノイズ除去が優秀だから、意外と後から何とかなることも多いです。
5. 三つの関係性:バランスが大事!


F値・シャッタースピード・ISOの3つは、トレードオフの関係にあります。
たとえば…
- シャッタースピードを速くすると暗くなる → F値を下げたりISOを上げて補う
- F値を絞ってくっきり撮りたい → シャッタースピードを遅くしたりISOを上げる
このバランス感覚が、少しずつわかってくると撮影が一気に楽しくなりますよ!



「これが正解!」ってのはなくて、組み合わせ次第で写真の雰囲気が変わるのが面白い!
6. 撮影シーン別のおすすめ設定(ざっくり)
シーン | F値 | シャッタースピード | ISO |
---|---|---|---|
ポートレート(背景をぼかしたい) | F2.0前後 | 1/200秒以上 | 100〜400 |
風景(全体をくっきり) | F8〜F11 | 1/100秒以上 | 100〜400 |
夜景(手持ち) | F2.8〜F4 | 1/30秒以上 | 800〜3200 |
スポーツ(動きを止めたい) | F2.8〜F5.6 | 1/1000秒以上 | 800〜1600 |
※三脚を使える場合は、もっとISOを下げて画質重視にできます。



撮りたいものが決まってると、設定も自然と決まってくる!「撮影シーン別の考え方」はめちゃ参考になりました。
7. おわりに
今回紹介したF値・シャッタースピード・ISO感度は、カメラの基本中の基本です。
最初は混乱して当然。でも、撮っているうちに「なんとなく分かってくる」瞬間が絶対あります。僕も最初は「設定が多すぎてムリ…」と思ってました。でも、試行錯誤の中で「こうすればこうなる!」って分かると楽しいですよ。
ぜひ、この記事をきっかけに、カメラの設定で遊んでみてくださいね!



僕もまだまだ途中。でも、カメラってホントに奥深くて楽しい世界です。一緒にゆっくり上達していきましょう!
コメント